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Day2 〜 ローマは、一日にして成らず

ようやくヨーロッパの地に到着。
最初の国はイタリア。
飛行機の中でじっとしていた鬱憤を晴らすかのように、ローマ市内をひたすら歩き回る。(2008.08.25)


飛行機は上海を出発をして、13時間半後にまもなく到着のアナウンス。
あれ?早くないか??
と思ったら、到着したのはローマではなくミラノ。
そういえば、上海の搭乗ゲートに[Milano/Roma]って書いてあったような。。
客室乗務員に聞いてみると、
「ローマへは、約1時間後に出発しますので、しばらくお待ちください」
とのこと。
まあ、ここまで来たら、あと少しだろう。ということで、待機。

[ミラノの待合所]

言われた通り、1時間後に再び搭乗開始。
そして、1時間ほどで、ようやくローマに到着!
ローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ空港は、
飛行機を出てすぐの電車のような乗り物に乗って、ターミナルまで向かう模様。
よくわからないけど、皆も乗ってるから間違いないだろう。
ターミナルについて、すぐに入国審査。
上海での失敗を生かして、今度こそ入国カードを忘れないようにと。
が、ローマでは入国カード記入の必要がなく、すんなり入国できた。
これは、すぐに観光を始められるな。と、思っていたら、、荷物がなかなか出てこない。。
というより、コンベアが止まってる。
どうやら、飛行機からターミナルまでの距離があるから時間がかかるみたいだ。
やれやれ。


ようやく荷物が出てくると、すぐに市内に向かうために鉄道駅まで向かう。
ローマ市街は空港から、約30km離れた所にあり、イタリア鉄道で行ける。
空港に隣接するフィウミチーノ駅からテルミニ駅へはユーレイルグローバルパスが使えるはず。
ただし、すべて1等なので、2等パスは追加料金は払わなくてはいけない。
そこまでは理解していた。
とりあえず、うちらはユーレイルのバリデーション(※)を済ませてなかったので、窓口に行って、、、
って、どの窓口だ??
※パスを有効にしてもらうために、パスに日付とスタンプを押してもらうこと
とりあえず、日本で言うところの「みどりの窓口」らしき窓口に。

「すみません。バリデーションをして欲しいんですけど」
「どこまでですか?」
「テルミニですけど・・」
「11ユーロです」
「いやいや、それは正規料金でしょ。
 このパスをバリデーションして、割引して欲しいんですけど」
「このパスはバリデーションされてないので、割引は出来ません」
「それは、わかってるって。
 だから、そのバリデーションをここでして欲しいんですよ!」

何度言っても、テルミニに行きたかったら11ユーロを払えとしか言わない。。
仕舞いには、隣りのオッサンにまわされる始末。
そのオッサンに同じように説明しても、同じ答えが返ってくるだけ。
こりゃ、時間の無駄だな・・。
ということで、仕方なく11ユーロを払って、切符を購入。
なんか腑に落ちないなぁ。
確かに、バリデーションしていなければ割引されないことはわかっているけど、
空港の窓口ではバリデーションしてくれないのか?
ちなみに日本国内でも、ユーレイルのバリデーションは可能である。
けれど、それにはいくらかの手数料がかかってしまう。
現地ですれば料金はかからないから、現地ですれば良いのだが、
テルミニ駅に行くまでバリデーションできないのならば、かかる費用はトントンってとこか。

何はともあれ、13:00のテルミニ駅行きの電車に乗り込む。
ヨーロッパの鉄道駅のほとんどに改札はない。
だから、切符をもって乗車して、車内でチェックを受けるわけだけど、ホームの手前に刻印機がある。
これに通さないと不正乗車扱いになるので注意しよう。

テルミニ駅までの電車がこの旅初めての、電車なわけだけど、、、汚い・・・。
これで1等か??
しかも、めちゃめちゃ暑いのに、クーラーもきいていない。やれやれ。

30分ほどたって、電車はローマ市街のテルミニ駅に到着。
さっさとバリデーションしてもらわないことには、今後の旅も続かない。
ということで、テルミニ駅の「みどりの窓口」らしきところへ。
空港でのこともあるし、ここで出来なかったら、どこですれば良いんだ〜。

対応してくれたのは、ふくよかなおばちゃん。
「バリデーションして欲しいんですけど・・・」
「はいはい、パスポート見せてね」
と、あっさりバリデーション完了。
良かった、良かった。
これで、大抵の鉄道は乗り降り自由!

安心したところで、さっそく予約しておいた駅前のM&J Place Hostelへ。
ここのホステルは駅から徒歩で7分ほど。
「地球の歩き方を見てきた!」なんて言えば、1割引してくれる。
チェックインするのもまったく難しくなく、
「Check In ,please」が言えて、パスポートが出せて、宿泊料が払えれば、サルでも泊まれる。
当然うちらも無事チェックインをすませ、荷物を置いて市内観光へ。
と、階段を下りようとしたとき、日本人の女性2人組に会った。
2人もこのホステルに宿泊していて、今日ギリシアに向けて出発するみたいだ。
「よい旅を」と言い合って、別れた。

まずはどこに行こうか〜。
と、あれだけ飛行機の中で時間があったのだから、考えとけば良いものの。。
結局、ホステルに近いサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂へ。
ここは、356年に「今晩雪が降った地に教会を建てよ」という聖母のお告げを夢に見た、
リベリウスが建てた聖堂だそうだ。
なんのこっちゃ。
先に書いておくと、2人とも世界史の知識は中学生あたりで止まっている。
相棒のRintaroにいたっては、高校の世界史未履修。一時期問題になったあれね。
まあ、自分も履修したとはいえ、最後のテスト11点だったから、大差はないだろう。。
ということで、なんちゃら教皇とか言われても皆目わからない。
これは、帰ったら勉強しなきゃねと励ましあい、歩きだす。

大聖堂へは、駅前の大通りをまっすぐ行くだけ。
おお、あったあった。デカイな〜。
ん??なんか写真と違うな〜。

[大聖堂?]

何度見ても、そこにある建造物は「地球の歩き方」に載っている写真とは別物。
道間違えたかな??
と、駅前からやり直しても、また同じところに行き着く。

「これは、地球の歩き方が写真間違えたな!!
 帰ったら、訂正の申請を出そ〜」
なんて、言ってたけど、よく写真の近くの文章を読んでみると、
『噴水のある広場から見た大聖堂』と。

おお〜。ここ、裏っ側か〜。
地球の歩き方さん、すみません・・・。
確かに、正面にまわってみると写真通りの壮大な大聖堂。
イタリア、レベル高いな・・。
と、1つ目の観光地から感動。

[「地球の歩き方」と同じ方向から]

次に行ったのは、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂。
ここは、教皇座がヴァチカンに移るまで、カトリック教会の中心だった大聖堂らしい。
1870年まで、ここで戴冠式が行われたというのだから、すごい場所なのは間違いない。

[大聖堂内部]

この大聖堂のすぐ近くにある、スカラ・サンタには聖なる階段があって、
みんな正座をしながら、ゆっくり一段ずつ上っている。
とても、ふざけてマネする雰囲気ではないので、写真だけ撮って撤退。



続いてやってきたのが、かの有名なコロッセオ!
どんなに歴史が苦手でも、これくらいは知っている。
古代ローマの円形闘技場で、剣闘士同士・猛獣と人間が殺し合っていたところだ。
遠くからでも、すぐ分かる迫力。
コロッセオのまわりにはたくさんの人が集まっていた。

古代ローマの剣闘士のコスプレをしてるのか、鎧に身をまとった男たちもチラホラ。
と、そのうちの一人がこっちに来て、、
「写真撮ろうよ〜」
なんて言ってる。
これが、東南アジアなんかだったら、確実に金を請求してくるな。
と思っていたら、この男もチップを請求。イタリアもか・・・。
小銭なんて、ほとんど持っていなかったから、10セントかなんかを渡して、そそくさ退散。

コロッセオ入場の列は長いと言っても、30分も待たずに入場出来た。
(次の日には、もっともっと長い列ができていた)
中に入ってみると、想像以上に広い!
収容人員5万人を超えるというのだから、そこらへんの競技場より人が入るのではないだろうか。
昔は、表面が大理石で覆われていたらしい。
今の状態でも、十分カッコイイけど。

[古代ローマの円形闘技場]

次は、パラティーノの丘とフォロ・ロマーノ。
ここは、後にドイツで出会う日本人が2日連続で訪れたというほど気に入ったという場所。
コロッセオ同様、この日はガラガラで入場を待つ人なんて1人もいなかったけど、
次の日はビックリするくらい長蛇の列ができていた。

フォロ・ロマーノは古代ローマの政治・裁判・商業取引が行われた市民生活の中心地。
2つの遺跡を全部見てまわると、あまりに広大で何時間もかかってしまう。
おそらく、うちらも全部は見てまわれていないと思う・・。

[広大なフォロ・ロマーノ]

サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂をちらっと見て、
トレヴィの泉へ。
トレヴィの泉はローマの観光地としては、あまりに有名だ。
後ろ向きでコインを泉に投げると、またローマを訪れることができると、、、
さすがに恥ずかしくて出来なかったが、みんなやっていた。
ここは、ローマの中でも一番人口密度が高いんじゃないかってくらい人がたくさんいた。
トレヴィの泉は意外と狭いところにあるけど、人の行き来が激しいから、すぐに分かる。

[コインを後ろ向きで投げ入れる]

この日、最後の観光地はスペイン広場。
映画「ローマの休日」で、アン王女がジェラートをなめる場所だ。
もちろん、こちらもトレヴィ同様、大人気スポット。
みんな階段でくつろいでいる。
そこで、2人で無事ローマについたことを祝して乾杯(スプライトだけど・・)。

[階段の上からのスペイン広場]

ローマの物価は、日本に比べてすごく高く感じる。
観光地というだけあって、道に売ってる飲み物を買おうとすると水でも2ユーロはする。
たまに見つかるスーパーが非常にありがたい。

スペイン広場を後にすると、ひらすらホステルまで歩く。
この時、すでに20:30。
観光初日から、6時間歩きっぱなし・・。疲れた〜。

ホステルに着いて、部屋に入ると中国人(ん?韓国人だっけ)の女性二人組。
「どこから来たんですか?」
「日本です」
「おお〜。コンニチワ」
「こんにちわ」
なんて、ほのぼのした会話。
こうゆうコミュニケーションもドミトリーならではの醍醐味かもしれない。
そういえば、こんなにいろんな国から着た人たちと同じ部屋で寝泊りするのは初めてかもしれない。
さてさて、明日からどんな日々がやってくるのかな。と思いながら就寝。
「あ〜、気持ち良い!(と、今後もベットに横になる度に言い続けてた気がする)」

[M&J]

『ローマ到着!
 着いてすぐにひたすら歩いた。
 ローマは見所がたくさん!
 本来だったら何日もかかりそうだけど、1.5日で見てやります。
 人生で最も充実した一ヶ月の始まり〜』(AKIRA:旅行メモより)



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