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Day22 〜怒涛の移動 



7:00起床。
結局、早朝4時くらいまで日本人たちはガヤガヤしていて、あまり寝れなかった。
憎い・・・。
荷物をまとめて部屋を出るとき、一人とすれ違ったが挨拶する気にもならなかった。

この日は、ミラノまでの大移動日。
電車に絶対遅れられない状況だけど、朝食が出るというので、とりあえずダイニングへ。
時間がないので食事を5分で済ませて、慌ただしく出発。
今日も良い天気だ。

メトロでフランサ駅近くのバルセロネータ駅まで向かう。
時間は結構、ギリギリか?
それでも、バルセロネータ駅前でおじ様・おば様がフランサ駅への行き方を教えてくれたので、
迷うことなくフランサ駅に到着。
意外と時間に余裕を持って到着できた。

08:45、時間通りバルセロナを出発して、列車はフランス・モンペリエへ。
列車の中は、AVE・ICEに比べてかなりボロい造り。
それでも、無事モンペリエ到着。
少しでも遅れられない状況で何事も問題がないのは助かる!

モンペリエに着くと、まず韓国人に声をかけられた。
「韓国人か?」
「いや、日本人だ」
「なんだ、それでどこに行くんだ?」
「ジュネーブへ」
「そうか」
「そっちは?」
「ニースだ」
「そうか」
彼は、一目見て韓国人に見えたのだろうか。
日本人と聞くと、さっさとニース行きのホームに行ってしまった。
ずいぶん社交性のなさそうな韓国人だった気がする・・・。
寂しくて、仲間が欲しかったのかな?

韓国人と会話した、すぐ後にまたもや目の前にアジア人の女性が。
直感で日本人だと分かった。
会釈をすると、向こうも会釈を返してくる。
「どこに行くんですか?」と尋ねると、
「今、考えているところなんですよぉ」と。
どうやら、彼女は行き当たりばったりな旅をしているらしい。
マルセイユに行きたいと思っているけど、どうゆうルートを通れば良いかわからないとか。
マルセイユに行くのなら、まずニースに向かってはどうかと提案してみる。
じゃあ、そうしてみると、あっさり今後の予定を決めてしまうあたりが凄い。。

これまでの話を聞いてみると、なんと彼女はモロッコで20万近く騙し取られたと言う。
本当にモロッコは騙される国なんだなぁ。
モロッコと言えば、インドのデニーに次いで嘘つきが多いと聞いたことがある気がする。
それでも、2ヶ月くらいの旅を予定しているらしく、お金あるんだな〜。
聞くところによると、会社を辞めたばかりで時間と少しのお金はあるとのことだった。

短い会話を済ませて、お互い違うホームへ。
一人で行動しているときに日本人と会うと和む分、別れた後が寂しいな〜。

ジュネーブ行きの列車は13:56にモンペリエを出発。
ここからはフランスの誇る高速列車TGV。
車内はイタリアのエウロスターに似ているかな。
四人席は机があるけど、一人旅なら二人席の方が足を伸ばせて快適な気がする。
同じ席のメンバーは、
目の前におば様、隣りに背の高い男性、その向かいにイケメンの男といったメンツ。
列車が出発してすぐに、
隣りの男2人が自分の足の置き場を巡って地味なバトルを始めている気がする。
2人の表情を見る限り、相性が悪そう・・・。
巻き込まれないように、外の景色を見続ける。

【TGV車内】

しばらくして、車内がすいてくるとイケメンの男は空いている席へ移動していった。
ふぅ。
あと一時間でジュネーブに到着という時間になったところで、
トイレから戻ってくると。
隣りの背の高い男性が話しかけてきた。

「どこから来たの?」
「日本からです」
「おー!日本か〜」

そんな感じで会話をし始めると、お互いのことを話すようになった。
男性はフランスの大学教授で物理を教えているらしい。
日本にも何度か来たことがあるらしく、日本人の英語下手を嘆いていた。
日本のこと、フランスのこと、スイスの気候・地形の話、
これまで・これからの旅のルートを話している間にジュネーブ到着。
短い時間だったけど、素敵な出会いだった気がする。
フランスの大学教授と握手をして別れる。
再び、一人ぼっちだ。

ところで、ジュネーブは当然スイス。
列車はフランスから入国したわけだから、パスポートチェックがあるかもしれない・・。
もし長蛇の列ができていたら、乗り換え時間が20分しかないのにマズイ??

そんな心配をよそに、パスポートチェックもまったくなくスイス入国。
スイスはシェンゲン協定に入っていないはずなんだけどなぁ。
まあ、これで列車に遅れる心配もなくなって一安心!

ところが、、、
ジュネーブ駅構内の店をふらついていてビックリ!!
物価が高い!!!!!
ちょっとしたパン1つで400円とかしてしまう。
これは、先が思いやられる・・・。

18:07、ミラノ行きの列車が出発。
これが本日、最後の列車だ。
コンパートメント式の列車の中のメンバーは、若いビジネスマンとおばあ様。
このおばあ様、、、
最初に重そうなスーツケースを持ち上げてあげたことをキッカケに、常にこっちを見てはニコニコ。
若そうな日本人が一人で旅に出ているのが、かわいらしかったのだろうか・・・。

日はあっという間に暮れていって、外は真っ暗。
20:50、ついにイタリア入国。
今日はスペイン・フランス・スイス・イタリアの4ヶ国横断。
1日中列車の中だったなぁ。

22:20、ついにミラノ中央駅到着!!
メトロの駅に向かうと、発券機の前で日本人2人組に遭遇。
この発券機がどうもオカシイらしくて、コインを受け付けない。
紙幣は問題なく使えたので、ホームに降りることに。
日本人2人組に、どこの宿に行くか尋ねると、なんと同じユースに泊まる予定らしい。
旅は道連れということで3人でユースに向かうことに。

この2人、関西出身で底抜けの明るさ。
前日はヴェネツィアで大雨の中、野宿をしたらしい。
カップルのようにも見えるけど、違うらしい。
うちらと似ていて、お互いの旅の途中に合流して、また別れるらしい。
ということで、ユース到着までの40分、ひたすら2人は話す話す。
まるで漫才をやっているようだ。

ようやくQ.T.8にあるユースホステルに到着。
ここに相方がいるはずだ・・・。
やっと合流できる。

が、、、
チェックインがなかなか出来ない・・。
それほど長い列でもないのに、とにかく受付の係員がトロイ。
20分たっても、30分たっても、列がなかなか進まない。
その間も、2人組はひたすら話していた。
う〜む。
受付から見た感じ、相方の姿は見当たらないなぁ。
ユースについた瞬間、入り口で感動の再会を果たすはずだったんだが・・・。

結局、翌0時にようやくチェックイン完了。
割り当てられた部屋に行ってみると、、、
真っ暗な室内、自分の割り当てられたベッドの先に相方の姿。
懐かしいな・・・、けど寝てるな・・・。

とりあえず起こしてみて、最初の一言は、
「服装変わってる」
確かに、そうだね。

イメージは違ったけど、談話室に場所を移して、お互いの旅の出来事を報告。
たくさんある移動時間、少しずつエピソードを話そうと言っておきながら、
結局2時間近く喋り捲り、ほぼ全て話し終えたところで、ようやく寝ることに。

いつの間にか時間も深夜2時。
とりあえず無事に合流できて良かった。
明日から、スイスだ!!!
(それにしても、この日写真撮ってないな〜)


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